少し前話題になりましたが、ズボンをずり下げてはく、「腰パン」について、論議があるようですね。 日本では、ヒップホップのひとか、あるいは中高生の男子がやるもののようなイメージがありますが・・ やはり、よくないことの象徴のようにアメリカでもいわれることがあるようです。 ファッションには肝要なイメージがありますが、腰パンには、単に自由な服装という以上に、大人の、何かの倫理観的なところをつっつく部分があるのかもしれません。 本来ビシッと、腰の上まで上げて当然、というもとのモデルがあるからなのでしょうか。 いづれにしても、「ひとつのファッションだ」とばかりはいえないようです。 ------------------------------------------------------- 米ニューヨークで「ズボンずり下げファッション」根絶キャンペーンを、同州議会エリック・アダムズ上院議員(民主党)がスタートさせ、論議を呼んでいる。日本でもバンクーバー五輪スノーボード代表国母和宏選手のファッションが物議を醸したが、ずり下げルック発祥地の米でも是非が問われている。  米メディアによると、同議員は2000ドル(約18万円)をかけて同州ブルックリン地区の6カ所に高さ7メートルの看板を設置する。看板には「ズボンを上げ、イメージアップを」というスローガンと、ズボンを下げた人物の写真が掲示される。  同議員はずり下げルックが受刑者のスタイルから発生したと指摘し「ズボンを上げると人格が良くなり、成績が上がり、自尊心が高まり、感受性も向上する」と主張。同議員自身は「人生で1度もズボンを下げて歩いたことはない」という。 (日刊スポーツ 2010年4月1日) -------------------------------------------------------------