「男はつらいよ」の舞台である葛飾柴又「寅さん記念館」で、学生が現代と昭和の融合をテーマにファッションショーが行われたそうです。 寅さんといえば、ベージュのジャケットに中折れ帽子が定番。 ジャケットを肩にかけて、腹巻きをつけて・・・今、あんなおじさんはどこにもいないですよね。 時代は10年サイクルくらいで入れ替わるので、きっと寅さんの時代から何週目かで、今の若者は新しい面白さを見出したのかもしれないですね。 --------------------------------------------  映画「男はつらいよ」の舞台、葛飾区柴又の「寅(とら)さん記念館」で二十七日、華服飾専門学校(台東区)の学生ら三十人が、昭和と現代の融合をテーマにしたファッションショーに出演する。寅さん映画をほとんど知らない平成生まれの感覚で、ベージュのジャケットが特徴の「寅さんカジュアル(寅カジ)」を取り入れ、個性をアピールする。 (村松権主麿)  記念館が企画したイベント「寅さんと昭和の東京物語」の一環。東京スカイツリー(墨田区)の観光客を柴又に呼び込もうと、記念館は昭和にちなんだイベントを年間を通じて行う。第一弾は、寅さんになじみの薄い若者を対象とする初の企画で、華服飾専門学校に協力を求めた。  一、二年生でアイデアを出し合い「昭和の服を自分たちの服に取り入れ、自分たちならではの着方を表現することにした」と二年生の橋本祥子さん(19)。 (東京新聞 2012年5月26日‎) --------------------------------------------------