目の見えない方がファッションをどう考えるのか。

ただしくはもちろんわからないのですが、
確かに服は見た目の印象をどうこうする以外にも、
体と空気をへだてて、
からだをいい状態に調整するという働きもありますね。

なので、空気を感じて気候にあっているものを選ぶ、
というのは、むしろ目が見えている人より、
鋭敏に感じて選ぶことができるのかもしれません。

手触りとか、重さとか、
色以外にもさまざまな指標に敏感に、
きちんと選択できていれば
その人の気持ちの表現としてのファッションが、
視覚障害があってもまとうことができてくるのかも。

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檜山は生まれつき目が見えない、先天性の視覚障がいを持つ。いま檜山は「純度100パーセントの暗闇の中での対話」を体験できるエンターテイメント ダイアログ・イン・ザ・ダークでアテンド(案内役)を務めながら、視覚のない世界を言語化し世の中へ広めている。

檜山は自身の服選びについて「服の色、柄、特徴を購入する時に聞いて、全て記憶しておきます。このつるっとした手触りはストライプのシャツ、このやわらかい手触りは白いTシャツ、といった具合に。記憶を元にその日着る服をどう組み合わせるか考えます。」と話す。

さらに、全ての服を触覚で記憶するだけでなく、その日の天候や気温の変化を視覚以外の感覚で感じ、天気予報を聞かずともおおよそ予測できるため「服選びで失敗したことはない」というから驚きだ。

(Forbes JAPAN-- 2018年7月1日)
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